2021.07.23 Fri
Haru探検隊が行く公園紹介!!大阪府枚方市楠葉丘2-10にある枚方市市民の森 鏡伝池緑地に行ってきました。鏡伝池とつくくらいですから、もちろん池があります。この池が、とーっても大きいんです!そして、その池を囲むように緑地が広がっています。ここは、京阪ひらかたみどりグループの指定管理者によって管理されている緑地になります。
こちらが鏡伝池です。撮影した日もとても天気がいいでしたが、雲があまりないので綺麗な鏡のようになりませんでしたが、ちょっと写っているように見えますよね!(うん、ここは見えるって言ってw)
鏡伝池の付近一帯は、平安時代に貴族の狩猟の地として知られていました。大宮人が清水をたたえた池に映る月を愛で、観月の宴を催したのでしょうか。古代から鏡には神霊がよりつくと信じられ、しばしば神社の神体とされてきました。また、鏡は姿を移すので水と深いかかわりをもち、特に金属鏡は水神祭祀に使われました。「土佐日記」には荒海に鏡を奉納して波を鎮めた話があり、各地の神池から多くの古鏡が出土しています。鏡伝池は交野天神社の真南にあたり、当地で過去に鏡を用いた水神祭祀が行われたのではないかと考えられています。
このような歴史ある池を囲む緑地を紹介していきます。
まずは管理事務所棟です。ここが正門になり、他には北門・西門・南門・東門と全部で5つ入口があります。管理棟には、緑地の手入れをしてくださっている指定管理者が常駐しています。
管理棟の中には、図書室があります。ここには、鏡伝池緑地にある草花や樹、生き物に関する資料がたくさんあります。どの資料も自由に閲覧することができます。緑地で見つけた草木について研究することができるので、夏休みの研究などにいいですよね!指定管理者の方たちは、ここにある草木や生物についてよく知っておられます。資料だけではわからないことは、遠慮なく質問することができます。「バラって何種類あるんですか?」「鏡伝池にはどれくらいの生物がいるんですか?」「カワセミって何を食べてるんですか?」などなどどんどん聞いてみましょう!指定管理者の皆さんとの会話も楽しんでもらえますよ!
赤ちゃん連れでも大丈夫!管理棟には、授乳室を設置してくださっています。
おむつ交換台もあります。
大ホールの一部のエリアを仕切って設けてあり、鏡伝池で見ることができる生き物の写真も飾られているので、素敵な写真を眺めながら授乳ができますね!
どの写真も、市民の方が撮影されたそうです。とっても美しい写真でしたよ!
隣のホールは展示スペースになっています。展示会開催期間以外は基本的に立ち入りはできないようにチェーン柵で仕切られています。
ちゃんとカーテンもありますので、扉を開けられてもすぐに見えることはありませんよ。
それでは、緑地へと行きましょう!管理棟の横に長いスロープがあります。ベビーカーでも押して入ることができます。ペットと自転車は入れませんのでご注意ください。
下り終えると、花菖蒲(はなしょうぶ)が展示されていました。周りは竹柵で囲われていて、日本の風情を感じさせてくれます。
その横には、自動販売機。夏の暑い日も水分補給はばっちりです!ゴミ箱も設置してあって助かりますね!
自動販売機の先には、鏡伝池が広がり、ここにも花菖蒲(はなしょうぶ)が咲いています。
ビオトープのような花菖蒲(はなしょうぶ)。私、結構好きです(笑)
ここはメイン花壇です。机や椅子も設置されていて、自動販売機で買った飲みものをここで飲んだり、お弁当を食べたりできます。よく見ると、何か動物がいますね!
牛さんです!!なんとこちらの牛さんたちは、指定管理者の皆さんが木材を使って手作りされた牛さんだそうです。とってもリアルですが、目がかわいい(笑)このような作品が、緑地内にはたくさんあるそうです。これを見つけながら散歩するのも楽しいですよね!
他にも、テーブルや椅子も手作りされていましたよ!!切り株みたいでかわいいですねー!
休憩スペースの前には、青空に向かって大きく手を広げているかのようなハスが元気よく咲いていました。
ハスの注意書きがありました。確かにこうなっていると子どもたちは触っちゃいますので、書いてくれていると親もわかりやすい。最後の「おさかなはいません」がなんだかかわいいと思ってしまったHaru運営部です(笑)
管理棟の下の部分は通ることができます。ここにはまたまた管理指定者さんによる手作りのオブジェがありました。犬かヤギを連れた農夫が両手を掲げて、何か応戦しているのか、はたまた喜んでいるのかのように見えます!
水車もありました。動いていませんでしたが、これを作ることができるなんて指定管理者ってすごいな!と感じました。
さらにこちら。私は見たとたん「酒蔵で新酒ができたときに吊るすやつや!」と思っていました。「杉玉」と呼ばれます。軒先に緑色の杉玉を吊すのは、新酒が完成したことを知らせるためです。「搾りを始めました」というアピールなんですって!でも、ここは緑地。お酒は作っていないと思うのですが、どうなんでしょうね!ぜひ、行った際に指定管理者さんたちに尋ねてみてください!
鏡伝池を囲うように緑地が広がっていますので、どこからでも鏡伝池が見えます。さまざまな方向から見ると、その都度、池の姿も違うので面白いですよ!近づいてどんな生物がいるのか観察もしてみてください!
今回の探検はここまで!次は、バラ園や日本庭園などお花がいっぱいの道を進んでいきますよ!
市民の森管理事務所
指定管理者 京阪ひらかたみどりグループ
住所:枚方市楠葉丘2丁目10-1
TEL:072-850-2274
HP:http://shimin-mori.com/
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