2021.12.07

アレルギーがある子も食べたい!材料を変えてお菓子は作れるのか?

【アレルギーの子どもが食べられるお菓子の工夫で楽しいおやつタイム】では、市販にあるおやつでアレルギーに対応しているお菓子をご紹介しました。しかし、誕生日や特別な日には手作りのものも作ってあげたい!ということもありますよね。単純に考えると、牛乳がアレルギー物質ならば豆乳にしたらいいじゃないか。卵がアレルギー物質ならいれなきゃいいじゃないか。小麦粉がアレルギー物質なら、米粉でいいじゃないか!と思っていました。では実際にはどうなのでしょうか。

 

アレルギー対応のお菓子は、何を除去するのか?によって全然違います。小麦粉だけ除去必要なのか?卵だけ除去必要なのか?乳だけ除去必要なのか?卵、乳、小麦全て除去必要なのか?さらに、膨らますパワーの必要なものなのか、クッキー系の焼き菓子なのか?と目的などで違います。

 

例えば、小麦粉を米粉に代用するのはしやすいのですが、米粉だけでもお菓子向きなのか?そうでないのか?粒子の細かさ粗さとかで、状態が変わったりもします。米粉はダマになりにくいので粉ふるいの必要がなく、小麦粉のように混ぜすぎるとグルテンが出るということはありません。なので、その点でいえば、扱いやすい材料です。バターや卵を使うお菓子には小麦粉の分量をそのまま米粉に変換しても問題ない場合が多いですが、米粉は種類によって水分の吸水率がかなり変わりますのでその都度調整が必要です。米粉で卵やバターを使わないお菓子を作る場合はもう少し難しくなります。生地が硬くなるのを防ぐには、アーモンドプードルなどパウダー状のナッツ類を混ぜてあげることで解決します。アーモンドプードルを加えることで風味豊かにコクも出ます。その分カロリーも高くなってしまうデメリットもあります。

 

バターの代わりとなると、ラードやココナッツオイル、アボカド、プレーンピューレとかで代用するのですが、こちらも気をつける点がまた変わってきます。使用する分量はバターの時よりも少なくしなければいけなかったり、温度を気をつけなければいけなかったりします。

 

牛乳を豆乳に変えた時には、仕上がり時のなめらかさに欠けたり、あっさりしすぎたりします。しかし、量は同じで代用できることも多いので使い勝手は良いです。牛乳にも豆乳にも独特な匂いはあるので、それは好みかもしれないですね。

 

このように見ていくと意外と難しいような気もしますが、これもやってみるとそうでもなかったりします。食材の特性を理解して使いこなしていけばできそうですよね!

 

どんな食材でも子どもが食べたい時に自由に食べられないことに対して、子ども自身も頭ではわかっていてもストレスを感じていることが多いと思います。そんな子どもの気持ちを親ももちろん感じ取っているでしょうし、子どもが少しでも楽しんでもらえるように何かしてあげたいと思って行動している方も多いと思います。食物アレルギーは命に関わるので、より慎重さが必要ではありますが、美味しいね!と笑顔で食卓を囲む貴重な時間が少しでも多くなってほしいと思います。さまざまな工夫を参考にしていただき、楽しいおやつタイムにしてくださいね!