2021.08.06

0歳から遊べる!不思議な小さな板「カプラ」体験イベント

手先を動かす遊びは脳の発達にいい、なんとなくそんなイメージをお持ちの方も多いですよね。さらにはその遊び道具もできればプラスチックなどではなく、木の温もりがあるものの方が感触としての刺激としてもいいと聞きます。木のおもちゃは長く使えますし、木の香りがまた相乗効果をもたらします。木のおもちゃといえば、やはり積み木。実際に、積み木遊びはどのような力を鍛えてくれるのでしょうか。

 

1、想像力を鍛える
積み木の形は、一般的に抽象的な形のものが多いため、想像を無限に膨らませてくれます。例えば、ひとつの木片を車に見立てて走らせたり、積み木どうしを合わせて音を出して楽しんだり。時として大人の目には想像もつかないものに見立てて遊ぶこともありますが、修正してしまうと想像力の発達を妨げてしまうかもしれません。一緒に楽しみながら見守ることが大切です。

 

2、創造力が発達する
物事を立体的に捉えることができるようになり、作りたいものを形にするうちに、創造力がどんどん身についてきます。また、上に積んでいくだけの積み木は崩れやすいため、崩れても繰り返しチャレンジする気持ちや意欲を育ててくれるでしょう。

 

3、手先の器用さ、バランス感覚、集中力を養う
積み木を積み上げるには重心が真ん中にないと簡単に崩れてしまいます。その作業はとても繊細で、手先の器用さ、バランス感覚、集中力が必要になります。高く積み上げることに挑戦し、夢中になって遊ぶことで、相乗的にそれらの能力を高めてくれるでしょう。

 

他にこんな効果も!
兄弟姉妹や友だちと一緒に遊べば、共同作業により協調性や連帯感が生まれるでしょう。他にも、色つきのものなら色を、文字入りのものなら文字を、遊びを通して覚えることも期待できます。

 

積み木って単純のようでそうでないおもちゃなんですね!積み木の中でもフランスで考案された「カプラ」は、大人の手のひらに乗るほどの細長い白木の板です。1:3:15の正確な比率で計算されたこだわりの積み木を使って生み出す遊びは無限大!何でも作れてしまうくらいです。私も持っていて子どもたちと遊びますが、「え!それどうなってんの?!」って聞くくらい複雑な構造になっていたり、はたまたとてもシンプルに並べるだけのかわいい作品ができていたり、見ているだけでも楽しませてもらえます。大人は作らなくても、子どもが作るものの解説を聞くだけでも、我が子の新しい一面を発見できて面白いのではないでしょうか。まだ見たことがない方はぜひ体験してみてください!

 

(画像引用:御殿山生涯学習センターhttps://www.hira-manatsuna.jp/gotenyama/event_old/2021/event_040.html

 

【つみきであそぼう!カプラの世界!】
開催日9月12日(日)
①午前の部:10:00~12:00(初心者向け)
②午後の部:13:30~15:30(経験者向け)
会場:御殿山生涯学習美術センターホール
内容:インストラクターのアドバイスを受けながら、幼児から大人まで心ゆくまで楽しめます。
定員:①②とも各20名(先着)
対象:3歳以上
費用:ひとり300円(※見学も有料、3歳以下は無料)
申込方法:8月8日(日)午前10時より電話で受付。(定員になり次第受付終了します)
主催:御殿山生涯学習美術センター活動委員会

 

〈お問い合わせ〉
御殿山生涯学習美術センター
住所:枚方市御殿山町10-16
TEL:050-7102-3135
Mail:info-gotenyama@hira-manatsuna.jp
開館時間:午前9時~午後9時まで(日曜、祝日は午後5時まで)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始。

 

参照・参考サイト
有限会社アイ・ピー・エスHP(「KAPLA®ブロック」の日本総代理店)
https://www.kapla.co.jp/

御殿山生涯学習美術センターHP
https://www.hira-manatsuna.jp/gotenyama/