2021.07.17

子どもの命を守れるのはまずは親!防災情報を気にしてますか?

ここ連日の雨。ましてや急激に変化する豪雨や雷雨に、「あぁ!洗濯物が!!」なんて言っている場合ではなく、身の安全を考えると少し怖くなる時があります。自然が起こす力を甘く見てはいけません!北陸地方に来た地震と津波のことを思い返せば、私は本当に恐いなと感じました。何が怖いのか。「私、一人で2人の子ども連れてどうやって命を守ったらいいんだろう。」親である以上、守るべきものは我が子の命!もちろん自分の命もあってこそです。では、どうしたらいいのでしょうか。

 

人は、突発的なものに急に対処するのは苦手です。ということは、普段からの準備が大切!天災はいきなり来ますが傾向はありますよね。夏には台風が来るとか、冬には大雪になるエリアがあるとか。台風ならば物が飛ぶから物干し竿は下ろしておこうとか、窓ガラスが割れないように雨戸を閉めようとか準備できます。地震は起こるタイミングを予想することは難しいですが、地震が来たらどう行動したらいいのかは学ぶことはできます。つまりは、防災がポイントです。防災グッズはもちろんある方がいいですよ。でも気を付けてほしいのはそれだけではありません。グッズや物資を用意しておくことの他に、情報を得ることも防災のひとつです。あなたはどのように情報を得ていますか?

 

何の情報が災害時に必要なのか。それはもちろん災害の種類にもよります。これからの季節で注意しなければならないのは台風です。ここ数年は、大災害になるような大きな台風が来ています。今年も同じように大きな台風が来る可能性はとても高いです。台風の場合は、大雨・雷・洪水の警報がポイントですよね。これらの警報が、注意報なのか警報なのか警戒なのか、学校の有無だけでなく通勤通学にも関わります。また、枚方市は川が多いです。特に淀川は大きく、樟葉エリアは以前氾濫しているので注意が必要です。私は雨の日は地域の雨の状況や川の状況などを細かく気にしています。住んでいるエリアとしては高台になるので浸水はなさそうですが、危険個所については把握しておく方が確実に安全です。

 

(画像引用:枚方市ホームページhttps://www.city.hirakata.osaka.jp/0000031044.html
枚方市のホームページには、気象状況・河川・土砂災害情報などが一覧になって掲載されています。枚方市のピンポイントな天気予報・雨雲の動き・気象警報・注意報の発表状況・枚方市防災気象情報など、細かい情報を得ることができます。

 

(画像引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp)
もちろん枚方市だけでなく、全国の雨雲の動きも見れますので、遠く離れた親戚のエリアも確認できます。気象庁の更新情報になっているので、安心の情報です。

 

(画像引用:国土交通省ホームページhttps://www.river.go.jp)
さらには、河川の情報を知ることができます。現在の川の水位などがわかりやすく掲載されています。そして、河川カメラで川の状況をオンラインで見ることができます。自宅待機の際などには、家から確認することができます。なぜこれが有効なのかというと、川は雨が降ってすぐ水位が上がるだけではありません。上流で溜まった水が時間差で下流に流れつくために、下流の部分では水位の上昇が急に起こります。雨が上がったからと言って安心というわけではないのです。大雨のあとにも川に近づかないように警告しているのはこのためです。子どもだけでなく大人でも、水位の上昇した川では泳げても助かりません。見に行くだけでも近づかないようにしてくださいね。

 


あなたの大切な家族を守るためにあなたができること。令和3年4月に枚方市全戸配布されている【枚方市防災ガイド】をぜひ活用し、普段から災害への意識付けをしていきましょうね!

 

参考・参照サイト:枚方市役所HP
令和3年度版 防災ガイド(ハザードマップ)について
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000017941.html