2021.06.22

絵本が読める子育て広場の先生におすすめえほんを教えてもらいました♪

絵本がたくさん読める子育て広場と一時保育施設【えほんのお部屋ひまわり畑】の中谷先生に、おすすめの絵本を教えてもらいました!今回でなんと第7弾になります!いつもありがとうございます。

 

~中谷先生からのメッセージ~

数日前のお昼間、久しぶりの天気雨、狐の嫁入りにあいました。キラキラ光る雨の筋が、割と強く降ってきて、真昼の明るさの中、気持ちよーくびしょびしょになりました(^^)
燦雨という雨を知っていますか?太陽が燦々と出る中を光りながら降る雨の様子です。その「燦雨」という上村松篁画伯の絵があります。私は沖縄旅行に行った時、ホテルに飾ってありました。その圧倒的な明るい雨を、飽きずに眺めていたのを思い出しました。
全然様子は違いますが、暖かい雨に燦雨という言葉を思い出し、沖縄の絵を思い出し楽しく濡れて帰りました(^^)どんな時も気の持ちよう!雨の季節の憂鬱な事も多い毎日を、楽しく過ごせる雨の絵本を紹介しましょう。

※参考サイト:松伯美術館コレクション
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/shohaku/collection/collection.html
上村松篁画伯の「燦雨」という作品も確認できます。

 

『まって』

参照:絵本ナビ

作:アントワネット・ポーティス
訳:椎名かおる
出版社:あすなろ書房

子どもは大人の都合など気にしません。どんな時も興味のある事にまっしぐら!夢中ですね。そんな子どもの発見に、素敵なプレゼントのおすそ分けを貰うのが、この絵本を読んであげてすいる大人でしょうか。雨の季節だからこそ、嬉しいラストを楽しんでください。

 

『コッコさんとあめふり』

参照:絵本ナビ

作・絵:片山 健
出版社:福音館書店

「てるてるぼうずてるてるぼうず、あしたてんきにしてください」コッコさんが歌う、この歌が大好きです。「してください」というフレーズがなんとも優しくて、可愛らしい。この絵本を読む時は、小さな声で歌って読みます。雨の好きな生き物達がたくさん隠れている庭や、コッコさんのお部屋の小物が、何となく昭和なのも楽しい絵本です。カラッと晴れた庭に舞う蝶の美しくて大きい事。優しい気持ちと元気を貰う絵本です。

 

『てるてるぼうず』

参照:絵本ナビ

作・絵:おぐまこうじ
出版社:くもん出版

コッコさんのてるてるぼうずとは違って、シンプルな絵のてるてるぼうずさんです。内容もシンプルなんですが、てるてるぼうず越しに見る空が、色々な表情を見せています。自然に言葉が浮かんでくる、気持ちいい絵本です。

 

最後は6月は父の日がありますね。面白い絵本を一冊。

『あめがふるひに・・・』

参照:絵本ナビ

作・絵:イヘリ
訳:ピョン・キジャ
出版社:くもん出版

こんな雨の日にトラやライオンや、ちょうちょなどなどは、どうしているのかなぁと想像する絵本です。登場する生き物に合わせて、雨も変わり土砂降りだったり、風の強い雨だったり。韓国の作者が描く龍やライオンは、水墨画のように独特な雰囲気があります。だんだん強くなる雨に、お父さんの心配をする男の子。そのお父さんはなんと、、、!ダイナミックなお父さんの姿に、思わず笑ってしまいます。親子で一緒に楽しむ絵本の時間は、どんな時も面白おかしく想像する力をつけてくれます。それは、突然起きる困難な事も、ユニークに乗り越えていく逞しさを培ってくれるんじゃないかなあ。ぜひ、親子で笑顔になって雨の日も心楽しく過ごしてくださいね。

 

いつもご協力してくれている、えほんのお部屋ひまわり畑さんでも本日ご紹介させていただいた絵本を読むことができますよ♪また、お部屋の本棚いっぱいに素晴らしい絵本が置いてあります。1日では読み切れないほどたくさんの絵本に囲まれたお部屋で、お子様と一緒にゆっくりお過ごしください。

 

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えほんのお部屋 ひまわり畑
住所:大阪府枚方市香里ヶ丘12丁目6-28
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