2021.06.03

育ち合い自立できる保育園だから豊かな人間性も育めます♪

2021年3月のオープンした企業主導型保育園 枚方市高田にある【こどもテラス保育園】。多様な人がともに育つ場所であることを保育理念とし、インクルーシブ保育をされています。

 

インクルーシブ教育とは、人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みを言います。

 

前回は、こどもテラス保育園の外観を紹介しました。森のような自然をいっぱい感じることができるこどもテラス保育園の外観についてはこちら【随所に人の温かみを感じる『こどもテラス保育園』】

 

森のような看板に向かって右手に保育園の入り口があります。こどもテラス保育園の中に入ってみましょう!

 

入ってすぐには、小さな小さな靴箱。子どもたちの名前とそれぞれの目印になるマークが貼ってあるので、そこに靴を自分で入れていきます。

 

靴箱の上には、保護者への連絡ボード。今日の報告が写真付きで掲示されています。

 

保育室は、ドーンと広いお部屋です。大きな窓からは光が射し込み、庭の木々や花を眺めることができます。

 

保育室の横はランチルーム。前回記事でもご紹介した間伐材で作られたテーブルと椅子があります。ここでこどもたちは給食を食べます。

 

ランチルームのすぐ隣には、調理室です。こどもテラス保育園の給食は、併設しているカフェと同じで手作りの身体に優しいランチ、スイーツを作ってくださっています。

 

こちらは、午睡部屋。保育室とはまた別にあり、少し照明を落としてあります。結構静かで、ゆったりと心を落ち着かせて入眠する環境を整えてくださっています。

 

こちらは、病後時保育室。発熱をして少し落ち着いた頃、「ちょっと落ち着いているけど、まだ集団で生活するには疲れすぎるかな」「病み上がりにいきなり元の生活リズムではなく、ゆっくりペースを戻していきたいな」という時に、預かっていただけます。定員は2名。看護師さんもおられるので安心です。病後時保育室からも中の庭を見ることができます。通常の保育室も窓から見えますので、「おーい!」と手を振り合ったりできますね!

 

水回りのトイレ・シャワー・手洗い場は、子どもも自分で利用できるような設備になっています。

 

手洗い場の蛇口を捻るところが、珍しい形をしていました。大きめで輪っか状になっていて、手前に出ているので子どもたちも掴みやすそうです。

 

ランチルーム上部には、帽子がかけてありました。遊んでたっぷり汗をかく季節。吊るしてあると、乾燥もできるのでいいですね!

 

ロッカーは子どもが自分でもできるように低い位置に設置させれて、「自分でやってみたい!」という自立心をサポートしています。

 

おむつは布おむつ必須です。排泄の自立をサポートしてくださっています。持って帰って洗うのがめんどくさそう・・・。大丈夫!レンタル布おむつなので、自分で洗う必要はありません。トイレトレーニングは仕事しながら家でもやるのは、なかなか進まないもの。ここは保育園様様です。保育士さんたちの手を借りちゃいましょうね!

 

かわいい壁面には、お誕生日が書いてありました。子どもだけの写真ではなく、親子の写真。我が子は産まれた日は、パパはパパに、ママはママになった日ですもんね!

 

こどもテラス保育園の砂山副園長先生にお話を伺いました。

こどもテラス保育園の特徴は、こどもたちのことを分けない。男の子だから、女の子だから、障害があるからないからとかで分けたりはしないんです。常に子どもが中心であることは、ブレない軸として持っています。制度的に思うような保育利用ができない子どもたちのことも受け入れていきたいと思っています。それは、大人も子どもも。
子どもは思い描く通りには育たないのは当たり前。けれども、一定の知識はスタッフも知り共有しておくことで、子どもたちの力を引き出せるような遊びを生活の一部として考えて、リハビリにもなるような遊び活動に重点を置いています。ひとつひとつの遊びには意味のないようなものにはしたくないので、遊びの中で実はその動きには発達段階において意味のあるものだったりします。また意味がないように見えていても、振り返ってみるとその子にとっては意味のあるものに変わっていったりもします。もちろん、その中には「楽しい!」があってこそです。

 

みんなでこどもテラス保育園の理念に沿って向かっていき、子どもの様々な姿に合わせていく。“2歳だからこれができていないといけない!”ではなく、子どものペースが大事だと考えています。できないのであれば、「じゃあどうしたらいいんだろう」って一緒に考えて、保護者とも一緒に考えて、「私たちができることってなんだろう」と心に留めながら動いていく。こどもテラス保育園があるこの地域の人たちに根付いた親子への居場所となる保育園にしていきたいと思っています。

 

ひとりひとりの子どもたちのオーダーメイドであって、でも集団の特性も活かして、できることを伸ばしていく環境の安心して過ごせる保育園。保護者とのコミュニケーションもしっかりとして、子どもを真ん中に保育しています。

 

こどもテラス保育園を利用されている保護者からはこんな感想を伺いました。

こどもテラス保育園さんには本当にお世話になっています。通ってよかった!と心から感じています。先生方はみなさん、いつも笑顔で優しくで、育児の不安について些細な事でも耳を傾けてくださり、教えてくれます。息子は足の持病があるので通院する日もあるのですが、通院後でも快く迎え入れてくださり、ご飯も作って待っててくれます。保育園がサポートしてくれるので、息子の治療もしながら仕事もできる。「お母さん、おつかれさま!」と声をかけてくれる優しい保育園です。看護師さんが持病のことに寄り添ってくれるし、それを踏まえて保育士さんも考えてくださるので、本当に心強いです。こどもテラス保育園が大好きです!

 

インクルーシブ保育だからこそ見えてくる保育園のあり方。そして、子どものことを1番に考えているからこそできる多様性を尊重した関わり。子どもにとっても、心を育む基礎となっているのではないでしょうか。

 

こどもテラス保育園
住所:枚方市高田2丁目20-17
TEL:072-852-0006
HP:https://hoikuen.kodomoterasu.com/