2021.06.02

随所に人の温かみを感じる『こどもテラス保育園』

2021年3月のオープンした企業主導型保育園 枚方市高田にある【こどもテラス保育園】。多様な人がともに育つ場所であることを保育理念とし、インクルーシブ保育をされています。

 

インクルーシブ教育とは、人間の多様性の尊重等を強化し、障害者が精神的および身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能にするという目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みを言います。

 

企業主導型保育園の中でも、インクルーシブ保育を取り入れているところはなかなかないでしょう。障害と言ってもそれは様々で、先天性のものをあれば、子育てをしていく中で気付くものもあり、またそれは多種多様です。そして、障害があったとしても、この世界に生きる人々が分け隔てなく関わる機会があることで、得れることは多様に広がりを見せるでしょう。幼いうちからこのような関わりができる保育園があることは、とても心強いですね!

 

それでは、こどもテラス保育園に行ってみましょう!!

 

まるで森の中のかわいいおうちの来たかのような外観のこどもテラス保育園。

 

看板はじつはある医療的ケア児の保護者が作成してくださったんだそうです。看板を作ったときの構想は【森の看板を作る】。この看板自体は変わらないんだけれど、数年かけて周りから緑が侵食してくることで、どんどん森の中にいる空気になるんじゃないかなあと考えて作られたそうです。

 

丸くてかわいい樹は、間伐材です。森がなくなっていく今を、とても重大な問題と考え、森を守るために樹を切り倒して間引いていきます。その時に倒した樹は捨てるのではなく、間伐材としていろいろな物に活用されています。

 

併設されているカフェにある看板も、同じです。看板を作った保護者は書家でもあります。看板の文字も、書いて下さったそうです。

 

駐輪場の絵も、看板を作った保護者の奥様がイラストを描かれたそうです。かわいいですよね!

 

子どもたちが見て、触れることができ場所にも、この間伐材の看板がありました。年輪が見えていて、手で樹の温もりを感じることができる。触って学ぶ子どもたちにとって、とても学びのある看板ですし、見た目もオシャレなので親もテンションがあがります。

 

さらに、間伐材は保育園の中でも使われています。なんと看板を作成した保護者が、子どもたちが座る椅子も作ってくださったんだそうです。これには、もうびっくり!!座面に見える節や木目が、本当の樹の雰囲気を感じます。節は、幹の肥大成長によって、枝がその幹に巻き込まれた部分のことです。つまり、節とは幹に内在する枝の一部であり、枝の位置していたところにその数だけ存在するということです。また枯れ枝のような成長が止ってしまったものが幹に残ったまま木が成長すると、その枝は完全に幹に埋もれてしまうので、見た目は枝の痕跡が全くない場合でも、割材してみると中に節が存在しているということもあるのです。本物の樹を使っているからこそ見れる部分なんですね!

 

子どもたちが使うからこそ丁寧に削られて角を取り、綺麗な丸みの椅子たち。高さも子どもたちがしっかり足を着いて座れる高さで、立ったり座ったりもしっかり自分でできます。無垢の檜の椅子やテーブルは、とってもいい香り。この香りを楽しめるのは、こどもテラス保育園に通う子どもたちの特権ですね!「香育」というように、嗅覚で感じることができます。

 

保護者による手作りは、こんな場所でも!!これは駐車場の番号表記。また別の保護者が、ペイントしてくださったそうです。数字の中にある車。こんな少しの遊び心が、子どもたちの目を楽しませ、親たちをほっこりさせてくれますね!

 

こどもテラス保育園の中は、ウッドデッキがあります。大きな窓からたくさんの光が入り、木々の緑がキラキラと輝きます。

 

奥にはオシャレなベンチがあります。ここに座って風を感じれるといいですねー!

 

ビオトープもありますよ!小さな小さなメダカさんたちが泳いでいました。先生によると、子どもたちはお構い無しで手を入れてバシャバシャー!ってしちゃうんだそうです(笑)きっとメダカさんたちは水の中で大慌てになってるでしょうね!

 

今の時期は、綺麗な紫陽花が咲いていました。紫陽花は保育室の中からも見ることができます。私も見ているだけで「あーかわいい」とつぶやいていたくらいです(笑)

 

砂遊びもできるスペースもありました。とても小さいエリアですが、子どもたちが楽しめる場所ですね。

 

青とピンクのぞうさんジョウロ。綺麗に並んでいてかわいいですね!

 

砂場の横に水道があるので、水遊びもどろんこ遊びもできるそうです。

 

保育園の中に入る前から、樹の温もり・香り、自然の色や音・感触を目一杯感じることができる工夫が満載の【こどもテラス保育園】。SDGsの観点を組み込んでいるインクルーシブ保育の保育園。

 

こどもテラス保育園の外観ですが、ワクワクしますね!!次回はいよいよ保育園の中に入ってみますね!

 

こどもテラス保育園
住所:枚方市高田2丁目20-17
TEL:072-852-0006
HP:https://hoikuen.kodomoterasu.com/