2021.04.18

運営部のオススメする絵本「ママへのちょっと早めのラブレター」

Haru運営部のオススメする絵本コーナー
今日のオススメは「ママへのちょっと早めのラブレター」

放送作家、鈴木おさむさん作の絵本で、高齢出産をテーマにしたドラマ「生まれる。」の作中で反響を呼び商品化された一冊です。妻の大島美幸さんが出産直前ということで「もっと多くの方に読んでほしい」と、鈴木さんは絵本の内容すべてをブログで公開し、話題になっています。

この絵本は2015年5月に出版されています。大島美幸さんが２度の流産を経て、妊活休業したのが2014年。2015年2月に妊娠を発表して、6月に出産しているので、まさにこの絵本を作っていた時は不妊治療をしていた時でしょう。２度の流産での辛い経験や不妊治療の経験から思う我が子へのメッセージ。そして、同じように悩む人への想いを込めたメッセージが多くの人の涙を誘いました。

「ちょっと、早いけど」というフレーズが、なんとも言えない気持ちにさせてくれました。私も２度の流産を経験しているのですが、あの時のことを思うと目頭が熱くなって、涙を流さずにはいれない。大切な思い出だからこそ、響く絵本です。それだけでなく、今いる我が子にも命を大切にすることのメッセージを伝えられると思います。ぜひ手に取ってみてください。

参照：絵本ナビ

著：鈴木 おさむ
イラスト：船山 和歌子
出版社：扶桑社