2021.04.12

親子で戦うRSウイルス、成人の感染にも注意!

年度末や年度始まりに変化のある家庭においては、ママはその準備に大忙し!!そんな時期に毎年流行るのが、RSウイルス。この時期だからこそってことはないかもしれませんが、1〜2歳の時にかかることが多いのが印象です。

 

このRSウイルス。なめていてはいけません!!1度かかったことがある人は、ホントーに大変だったと言う経験をよく耳にしています。それはなぜなのか。

 

症状としては、風邪と同じ部分が多く、初めからRSウイルスであるとは気づきにくい部分もあります。発熱・鼻水・鼻づまりなどから始まります。発熱もすぐに下がるパターンもあって、自宅で様子を見ておく方も多いはず。鼻づまりも息ができないんじゃないかってくらい酷くて、口呼吸になるので息苦しさから夜は寝付けない子も多いです。

 

この夜寝れないってのが、戦い。子どもは息苦しさとしんどさと不快さで、めーーちゃ不機嫌💧抱っこしても落ち着かなくて、泣いて泣いて、泣き疲れて寝るんだけれど、鼻が詰まっているから苦しくて意識が戻って起きる。眠いのに苦しくて起きる。これを繰り返すので、子ども本人もどうしていいのかわからなくなって泣き続けます。対応しているママは心身共に疲れてしまうんですが、1番は「苦しそうな我が子を見ているのが辛い、かわいそうで変わってあげたい」って心配で気が気じゃありません。

 

夜、寝れていないので昼寝をしたいところではあるんですが、子どもはしんどさから甘えん坊MAXになり、抱っこマン💧抱っこのまま食事したり、抱っこのまま移動したり、夜中も明け方も抱っこの姿勢、ソファーや椅子で抱っこの姿勢を維持し、座る時間は少しで立ったままずっと揺れてあやす。もう気の遠くなる状態です。

 

子どもは身体の中で一生懸命ウイルスと戦って、やっつけようとしています。この子も頑張っているんだ!と思うと、ママも頑張れますが、やはり体力的に限界もあるのは事実。ここはできたらパパとママで協力して看病してほしいですね。

 

熱が下がっても、鼻水の状態がサラサラからネバネバに代わり、家庭用の吸引器では鼻水も吸えなくなり耳鼻科に毎日通院したって話すママもいました。鼻と耳は関連してるし、耳も注意してみてないといけません。同時に食欲も落ちて、ほっそりしてきちゃう子もいます。

 

毎日心配しながらも看病していたママ。子どもの発熱後、6日後くらいにはママが移ってしまったパターンも多いです。喉の痛みと咳が続き、急性副鼻腔炎になっていることも!それにより香りがしなくて、もしかして・・・と不安ばかりが大きくなったそうです。無味無臭の状態が3日も続いて、地獄のような日々だったと話すママさんもいました。

 

RSウイルスに家族でかかった人や、入院になってしまった子どもなどの体験話をたくさん聞いていますが、とても壮絶!!みんなとっても頑張って乗り越えたことがわかります。初めてかかるとその壮絶さに倒れそうになりますが、これを読んでる皆さんは少しだけ心構えができるはず。季節や年齢で流行る病気について知っておくといいですよ。