2021.04.02

必要な情報共有ができて、子どもの成長記録にもなるサポートブック

枚方市には、「ひこぼしブック」という障害のある子どもが、家族以外の支援者(園や学校の先生、施設のスタッフ、就職先、ボランティアなど)に普段の様子や関わり方、知って欲しい情報を共有するツールがあるのをご存知ですか?

 

障害のある子どもたちは、成長をしていく過程がそれぞれ違います。発達障害とは、それぞれの子どもが持つ生まれ持った特性と、周りの環境とのミスマッチが生じて生活に支障が出ている状態です。自分の子どもに発達障害の可能性があった場合、親には何ができるのでしょうか。

 

様々なサポートを受けていくことはもちろんのこと、「ひこぼしブック」のような情報を共有するツールを使って、子どもの成長を育むために必要なことを考え、支援に活かしていくことで、子どもが安心して日々を過ごすことができます♪

 

「ひこぼしブック」は原則として、支援者に知ってほしいことを保護者が記入します。文字で伝えにくいことは、絵や写真を貼ることもできます。先生や支援者の話を聞きながら、一緒に作っていくのも一つの手です。

 

何よりこれはバインダー形式になっており、ニーズに合わせて自由に追加ができます。今の状況に合わせてカスタマイズできますので、過去の記録用と現状と分けておくのもいいですね!

 

内容は、今のわたしのこと・サポート情報・補装具など・生い立ち・現時点で利用しているサービス・病気などです。保育園や幼稚園から就労までの長い期間のその時の支援者に向けて書き込めます。まさに成長の記録です!母子手帳ではもちろん書ききれないので、このようなものがあると助かりますよね。

 

障害を個性として捉えてもらい、うまく付き合って生活していけるよう多くの人に理解してもらうために「ひこぼしブック」は大切だと思います。

 

ひこぼしブック(サポートブック)の配付対象者および配付窓口は次のとおりです。
【配布対象者】
枚方市内在住で障害のある子どもを持つ保護者

【配布窓口】
地域健康福祉室(障害福祉担当)
地域健康福祉室(母子保健担当)
子ども未来部 公立保育幼稚園課
子どもの育ち見守りセンター
すこやか健康相談北部リーフ

 

お問い合わせ
福祉事務所(障害福祉担当)
TEL:072-841-1457

 

参照・参考サイト:枚方市役所HP
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000018055.html