2021.02.24

医療費控除について知ってますか?

確定申告の時期になりましたね。確定申告って自分で事業をしている人だけがするとは、限りません。子育てママができる確定申告では、「医療費控除」があります。1年間のうちに病院に行って、医療費を支払っていると思いますがこの支払額が一定額を超えるとその年に支払った税金が戻ってくることがあります。ただそれは、勝手に戻ってくる訳ではなく、申請をしなければ戻ってきません。確定申告って、めんどくさいし、なんかややこしいし、わかりにくいしって思っている方が多いと思います。実際、私もそうでしたが医療費控除は初めてでもできましたし、1度やって覚えてしまえば次は簡単にできます。お金が戻ってくる訳ですから、今年は確定申告してみましょう!

 

医療費控除とは?
申告する方やその方と生計を一にする配偶者その他の親族のために、令和2年中に支払った医療費がある場合は、次のとおり計算した金額を医療費控除として、所得金額から差し引くことができます。

 

つまりは、パパとママと子どもたちの令和2年に支払った医療費、さらには同居しているおじいちゃん・おばあちゃんがいればその分の医療費を計算して出た金額が医療費控除となります。昨年、家族が入院した・手術した・出産した・いつも以上に病院に行ったなどという人は申請してみましょう。ただ高額医療費控除を使い、限度額適用認定証を提出して医療費を支払っている場合はこれに当てはまらないかもしれません。詳しくは、税務署で確認してくださいね。

 

申請前にまず見るべきところ
確定申告をすればお金が返ってくる〜!と思って、書類を一生懸命作成して、いざ税務署に行ったら、「あ、ここが0なので申請いらないですよ」と言われてガックリして帰ってきた私。こうならないためにも、申請の前に“まず自分は申請する必要があるのか”を確認しておきましょう。

 

見るところは、簡単です。ご夫婦共の源泉徴収書を見ましょう。その記載してある中で、【源泉徴収】の金額を確認してください。ここの欄に、「0円」と書いてある場合は、申請は不要です。金額が入っている場合は申請ができます。ただし金額によっては申請しても還付されない場合もあることを知っておいてくださいね。

 

初めてでわからない場合は
確定申告は枚方税務署に申請します。なので、税務署では相談もできます。詳しい書き方などは税務署に行って聞くのが1番早いですが、「確定申告電話相談センター」でまずは聞いて、さらに確認で税務署を訪問するのが良いでしょう。今は、新型コロナ感染拡大対策として、税務署を訪問する際には入場整理券が必要です。国税庁公式LINEアカウントから事前発行も簡単にできますので、活用してください。

 

医療費控除の明細書のみの書き方・確定申告書類作成については、こちらのサイトも参考にしてください。
国税庁の確定申告特集ページ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/iryouhikoujo2.htm

 

枚方税務署
住所:枚方市大垣内町2丁目9番9号
電話:072-844-9521
※確定申告期間中、確定申告に関するご相談は、音声案内で「0」を選択していただくと「確定申告電話相談センター」へつながります。

確定申告会場の開設期間は、令和3年2月16日(火)から3月15日(月)までです(土、日、祝日を除く)。
相談受付時間は、9時から16時までです。
入場整理券の配付状況により早めに相談受付を終了する場合があります。
「申告書等の受付」及び「用紙の交付」については17時まで行っております。
土・日・祝日は開庁しておりませんが、2月21日と2月28日の日曜日に限り、確定申告の相談、申告書の受付を行います。

 

参考・参照サイト:国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/