2021.02.14
Haru運営部のオススメする絵本コーナー
今日のオススメは「おかあさんだもの」
出産した後、とても小さく弱い我が子のお世話を付きっ切りで頑張るおかあさん。「何もかもが初めてで、子どもは泣いてばかり、寝てくれないし、思うように進まなくて。ちゃんとできない私はなんてひどい母親なんだろう。こんなにしんどいと思うなんて、産まなければよかったのかな・・・・でも、こんなにもかわいい赤ちゃん。大好きで仕方ないんだよ。」私もこう思う時がありました。
そんな時どうするのかというと、産んだ日のことを思い出す。妊娠中に不安や心配の中でもワクワクして待ち望んでいたことや、驚くほど痛い陣痛に、赤ちゃんと2人で頑張って乗り越えた出産の時のこと。あの感動を思い出すと、また頑張れました。この思い出は、私にとって唯一無二の最高の思い出だからです。
お母さんたちにとって、出産の日のことを思い出すことは、どんな薬よりも元気になる。その思い出す時のツールとして、この絵本はぴったりです。登場するおかあさんを自分に置き換えて、読み進める文章に一つ一つ思いを乗せて、満面の笑顔で見つめる我が子を抱きしめて、さぁ明日も頑張ってみよう。そう思える1冊です。
あなたの側で悩めるママがいたら、そっとこの絵本をプレゼントしてもいいかもしれませんね。
参照:絵本ナビ
作:サトシン
絵:松成 真理子
出版社:アリス館