2021.01.21

自由な発想で遊べる砂遊びは、五感を育てるのにも最適

公園に行った際に、砂場で遊びますか?公園によっては砂場のない公園もありますが、昔から砂場遊びは想像力と発達を刺激するとても面白い遊び場だと思っています。数年前に、猫のフンがあって衛生的に良くないとか、誰かが釘などを巻いて危険だというニュースをよく聞く時もありました。子ども達のための場所だからこそ、こういう悲しいことを聞くと砂場を利用することに抵抗を覚えてしまいますね。でも、砂場にはたくさんの魅力があるのですよ。

 

砂は最良の教育者
砂の感触って覚えてますか?ザラザラ?サラサラ?冷たい?温かい?子どもたちが砂に触れることで、手指を通じてさまざまな情報を得ます。手から伝わる感触で、頭の中ではそれが何なのか考えて、心でどう思うか感じます。五感すべてを使って、砂の感触からいろいろなことを想像するのです。ただの砂なのに、多方面からいろんなことを教えてくれる砂は、最良の教育書と言えます。

 

砂を嫌がる時はどうする?
こんなに素敵な先生が目の前にいるけれど、砂を嫌がって遊ぼうとしないって子っていますよね。どうしたらいいんでしょうか?でも、実はこれが本来の姿。遊びは何かするためとか、誰かにさせられるものではなく、子ども自身がやりたいことを自由にやる。それが、楽しいことであり、楽しいからこそ子どもは遊びます。まずは、ママが楽しく遊んでみるといいのです。側で見守るだけでなく、子どもの頃を思い出して遊んでみてください。

 

ママやパパが楽しそうだと子どもは?
砂遊びの定番といえば型抜きですね。今はダイソーでも砂場セットがあって、可愛い形のものが売っています。それをわざわざ買わなくても、プリンのカップとかでもいいですよね。型抜きのために色々用意しておくと、いろんなものが作れそうです。大きなバケツなら、大きなケーキが作れますね。お城とかのパーツになるように円すいとかの形とかあると、もっと面白そう。イメージしてるとワクワクしませんか?できるだけしっかりした整った形ができるように、少し湿った砂をしっかりと型に詰め込み、素早くひっくり返し、スコップなどでコンコン叩いて、最後にゆっくり持ち上げる・・・。もはやママ自身の真剣な砂との向き合い(笑)「わぁー、綺麗にできたー!」という声に、子どもからは「ママ、すごーい!」と喜びの声。子どもはそんなママの様子を鋭く観察しています。漠然と広がっていただけの砂が一瞬にして、立体に変化する。それはまるで、手品でも見ているようです。しかもママはとても楽しそう!「面白そうだな」と感じたその時、もう砂のザラザラ感への不安や嫌な思いはすっかり忘れ、子どもは自分から砂に手を伸ばします。

 

子どもが遊び始めたら、最後は立派なアーティスト!
掴んだはずの砂の形は、触れた途端になくなる。これには、またビックリ!だけど、そこにまた、魔法のように形のある砂が現れる。それにも手を出すと、また壊れる。こんな繰り返しの何と楽しいこと。最初に「イヤイヤ」は、もう過去のことです。やがて、今度は自分から「手品」に挑戦。お気に入りの容器を選び、砂を入れて、上からポンポン。面白いことに1〜2歳頃の子どもは砂がまだ山盛りでない容器にスコップでポンポンします。これは子どもがママのすることをじっと見ていた証拠です。でもそのうち、山盛りになった砂をぎゅっと押し込むためのポンポンをするようになります。そんな子どもの姿の変化こそ、今度はじっくり見守ってほしいです。

 

せっかく作った型抜きでも、ちょっと思ってたものと違うと感じた途端、子どもは惜しげも無く壊してしまいます。そして、もう一度挑戦。ようやく最後に「できた!」その姿はまるで、探究心いっぱいの科学者、あるいはもう立派なアーティストそのものですね!

 

砂で親子遊びをぜひしてみてくださいね!