2020.06.24 Wed

#出産#地域情報#妊婦#紹介

枚方市で活動されている、胎教アドバイザーさんに会ってきました♪

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※2020年6月24日午前に公開した記事ですが、内容を一部編集して2020年6月25日午後に再度公開しました。

 

日本胎教協会アドバイザーの吉永 雅美さんにお話聞かせてもらいました!『ママと赤ちゃんに安産を引き寄せるお手伝い』お産に対する不安なイメージをいいお産だったと思い赤ちゃんを迎える。世の中にそんな夢と志を持ち枚方市のエリアを中心に胎教を広める活動をされています。

 

助産師さんとしてもクリニックで活躍されており、胎教セミナーやご相談を通して赤ちゃんがおなかにいるときから子育てをしっかりサポート。今回、Haruとしても一部ではありますが、胎教について、活動内容について、教えてもらったことをお伝えできたら幸いです♪

 

○胎教とは?
概念や由来について教えてください。

 

「胎教は、およそ3000年の歴史、その歴史や古典をたどると、聖人や王、かけがえのない人のために、学問と経験すべてを動員し、究極の法として編み出されました。平安時代(京都)の貴族社会においても、人間形成の第一歩として重要視されていた」

 

胎教は特別なことではなくて、お母さんたちの願い、お母さんたちは自然に胎教をやっている、おなかの赤ちゃんによい影響を与えたいという気持ちはいつの時代も同じです。

 

○胎教とはどんなことをするの?
具体的にどんなことに取り組むのか教えてください。

 

日本胎教協会が考える胎教とは、「おなかの赤ちゃんによい環境づくり」のことです。胎教にはリラックス、心身の健康、きずなづくりの3つが大切です。必ずしも特別な教材を購入する必要はありません。おなかの中にいる赤ちゃんに愛情を伝え、親と子のコミュニケーションを意識した心づかいをするだけで十分な胎教です。胎教アドバイザーが行う胎教講習は、「語りかけ、タッチング、イメージ法」を毎回実践します。

 

○胎教に適した時期とは?
いつごろを目安に始めるものなのか教えてください。

 

いつという明確な答えはありませんが、子どもを授かろうと思った時には胎教を意識していることが理想です。なぜならば、細胞レベルでいえば両親の生き方そのものが子どもの成長に良くも悪くも影響があるためです。受精卵と精子があわさり、細胞分裂して、人間ができていく人間の脳細胞のほとんどが、ママのおなかにいるときに作られます。生まれてからの大量の「学習」に備えて準備されていく時期が胎児期です。この時期におなかの赤ちゃんのコミュニケーションを意識して過ごすと脳神経回路が良い回路になります。

 

胎教は妊婦だけのものではありません。妊婦の夫、つまり父親の胎教もあります。男性は実感がわかないことがよくあり実際に生まれた赤ちゃんをみて、触れて、抱っこしていく中で少しずつ父親らしくなっていきます。妊娠中からお腹の赤ちゃんに関心をもったり、妻とおなかの赤ちゃんの健康に配慮、育児や家事をともにするなど、母親にとって不安の少ない、夫婦の絆を深めていくことでおなかの赤ちゃんにもよい胎教になるし、父親としての産後のとまどいも少なくなってくると感じています。

 

妊活中の方においても、赤ちゃんを迎え入れるためのカラダと心の準備をしていくことが理想です。とはいえ、ゴールがみえず人によっては追い詰められた状況になりがちなのが妊活期間。少しでも未来の赤ちゃんとつながるなどいいイメージをもってストレスをコントロールできればと思っています。

 

○胎教の目的や効果とは?
取り組む目的や、取り組むことで期待できる効果について教えてください。

 

出産や育児の不安を、安心感と充実した母性・父性に変化させること、おなかの赤ちゃんが健康に生まれ、
心身ともに健康に育つことを願って、母親や父親が行動することである。

 

期待できる効果として
【産まれてくる赤ちゃん】
妊婦が心穏やかに過ごせると情緒が安定した赤ちゃん誕生。社会性、学習能力が高い

【赤ちゃんと関わる方】
親性(母性・父性)が醸成される。兄、姉、親戚、援助者なども赤ちゃんへの愛情が高まる

【地域社会】
社会課題(孤育て、虐待、少子化)の解消、明るい社会へつながる

 

お産のエピソードとして、
前回のお産が難産で、今回は早く産みたい→声かけ、1時間で出産
安産のイメージをもつことで→するっと産まれてきてくれた
出産予定日に待っていると→お願いを聞いてくれたように出産

 

~吉永 雅美さんからのメッセージ~

妊婦さんにお産に対する心と体の準備や赤ちゃんとの絆づくりについてお伝えし、少しでも不安感や恐怖心を和らげられたらと思っています。お産に臨む時に「怖い、怖い」と言いながら、赤ちゃんをむかえるお母さんたちの姿をみて何とかしたいと思いました。また、生まれた赤ちゃんが「かわいくない」と言われることもあります。そんな時に、妊娠中から胎教を行い、赤ちゃんとの絆を深めておくことで、穏やかな妊娠生活やその後の子育てが楽しいと感じるお母さんたちがいることがわかり、胎教をお伝えしています。

 

さらに深く知りたい方や、ご質問やお問い合わせはこちら

助産師・胎教アドバイザー
吉永 雅美
メール:yoshimamimidwife@gmail.com
Instagramhttps://www.instagram.com/midwifemami/
日本胎教協会:https://taikyo-jp.net/

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